「全ては病気で困った人のために」を理念とし、33年慣れ親しまれた南区澄川から移転しました。泌尿器科を主たる診療科目とし1階の外来部門では診察3室、処置4室、内視鏡室（膀脱鏡室）、結石破砕室等、2階には手術室3室と通院用透析室52床、3階には病棟用透析室8床を有し3・4階は障害者病棟と急性期病棟の2病棟77床、5階はリハビリ室と管理部門を配置し泌尿器科ならではの特徴ある平面計画となっています。中の島通りに面し桜などの修景木植栽により周辺への配慮をし、外観は札幌市の景観色により低層階と高層部の素材による色分け、また両妻側へ縦協調のアクセントを配しました。敷地南側には患者用駐車場が124台用意され、敷地分割された玄関近傍へ院外薬局も配置されています。2019年コンペ選定から部門を横断するヒアリングが繰り返され、スタッフの満足する平面となり、インテリアデザインは社外協力を仰ぎコンセプトに沿った空間デザインとなり、理事長はじめ皆様の満足を頂いております。