戸田建設が1898年に京橋に拠点を遷して127年目を迎える今年、TODA BUILDINGが新たな本社ビルとして生まれ変わった。これから100年の社会を担い、街を支える存在としてのあるべき姿を探究した。

キャンパスの核として建物の中央に立体的な「広場」となる吹抜空間を設け、フロアごとに賑わいの度合に階層性をもたせることで様々なコミュニケーションが誘発される場を創り出した。

2018年に創立100周年を迎えたパイロットコーポレーションの新本社と阪急阪神第一ホテルグループのレム東京京橋が入居する京橋地域の象徴となることを目指した複合ビル。

千葉県市川市の超大型マルチテナント物流施設。HUMAN CENTRIC DESIGNをコンセプトとし、託児所やカフェラウンジを有する高い快適性を確保した物流施設。

「社会に貢献する人材を育成し、新たな音楽文化創造の為の挑戦の場」として、「まちと協奏するみどりの中の音楽大学」をコンセプトに中目黒・代官山の地に計画された新キャンパス。

岡山県北部地域で唯一の3次救急を担う総合病院において、陽子線治療を目的としたがん治療施設の建設と、病棟の再構築及び手術室拡張による最適化を目指した新病棟の増築工事である。

新本社建て替えのため自らがワーカーとして入居し、継続した実証やデータ収集・分析を行い、新たな発想や気づきを生み出す次世代の働き方を実証していくスマートオフィス。

早稲田大学の産学連携研究を実践する中心的な役割を担う施設として、既存研究施設の一部建て替えを行い、交流を生み出す高密度かつ高機能な新たな研究の場を実現した。

おもてなしの心や寛ぎを感じ、ゲストの記憶に残るホテル。“下見板”や“すだれ”、物流企業のブランディングとしての“蔵”の外観のように、和の要素をちりばめたデザインとした。

国際医療福祉大学成田病院は、海外から持ち込まれる新興感染症への対応や医療ツーリズムによる海外からの需要喚起を見据え、アジアを代表する国際的な拠点病院をめざしている。

自社工作所跡地に計画された滞在型研修施設。「環境軸」「活動軸」による明快なゾーニングや、伸びやかな垂直水平の線形のデザインによって、進化を象徴する建築を目指した。

学生数の増加に伴い旧アリーナをレストランにコンバージョンする事でキャンパス整備を図ると共に、既存躯体の活用による脱炭素の新たなスタンダードを目指したプロジェクト。

関西圏を拠点とする村田製作所が、国際色豊かな「みなとみらいの地」で目指した、多様な研究者の人材登用・育成と企業との新たなコラボレーションを可能とする超高層研究施設。

研究施設から新しい働き方に対応した事務所への改修。
『Z E B』達成だけではなく、施工・運用に至るまでの様々な環境技術を取り入れた「カーボンマイナス」への挑戦。

当社 PCa 工場の再整備計画。スマートファクトリーを自ら構築し、誇りを持って働ける環境を目指した。工場棟はPCa製造の機能と飛翔感を表現した意匠を両立した形態とした。

土木構造物であるボックスカルバート状の1ユニットを建築用PCa部材を組み合わせて構築し、そのユニットが一方向に無限に拡張可能な構成とした、PCaユニット建築に挑戦した作品。

官民連携の市街地再開発事業。
次世代の新たな柳ケ瀬のシンボルとなるこの建築は、人々の想い、豊かな自然環境、そして歴史や文化が織成すデザインを目指した。

日本初進出となる5つ星ラグジュアリーホテル「デュシタニ京都」と地域活動の拠点や避難所となる屋内運動場を有するコミュニティーセンターを併設した計画。

本事業はJR線と国道により渋谷駅前地区から分断された地域が「めぐり歩いて楽しいまち」とするために大規模複合施設でありながらも親しみのある建築にすることを目指した。

長崎スタジアムシティは約2万席のスタジアムを中心にホテル、商業施設、アリーナ、オフィスが絡み合うスーパーコンプレックスシティ。当社はアリーナ棟とオフィス棟を担当した。

公営の市立病院と民間病院の再編統合計画の一環として建設された、300床の高度急性期病院。地域の中で高度化・専門化した分野の医療を主として担い、救急医療、災害医療、感染症対策を強化した病院である。

特定領域がん診療連携拠点病院の認定を目指した病院建替プロジェクト。「ウェルネス・ヴェール」をコンセプトに自然や優しさを感じられる空間を創出し、地域に愛される建物を目指した。

名古屋市「みなとアクルス」運河沿いに建つ東海最大級の多目的ホール。「PORTBASE」の名の下、船を想起させる形態と前面広場で来訪者に印象的なエンタメの発信地を創出。

村田製作所の新拠点としてランプーン市に開設する工場。企業ブランドを発信するとともに多くの雇用を確保する為、従業員に働きたいと思って頂ける工場デザインを目指した。

既存建物の老朽化をきっかけに、土地の有効利用を図った中規模複合ビル。ファサードが それぞれの街並みに溶け込み、⻑く街に馴染み賑わいを牽引する場となる建物を目指した。

北里大学に2023年4月に開設された新学部の新校舎で、複雑で広範囲な社会課題に挑む学生の実践力を育む学びの場として、長期的に使い続けられる建物を目指したプロジェクトである。

セメント工場内の事務所棟計画。豊かな自然環境との調和を目指し、外装は地元の石灰石骨材を表出するコンクリートチェーン引き仕上、杉板本実仕上げ等で構成した。

スキップフロアと吹抜けで緩やかに空間つなぎ、住宅のような距離感でお互いの気配を感じることができる仙台市のオフィス建替計画。リブ状の柱梁で一体的な空間が特徴的な作品。

キャンパス内の既存機能を集約し、学生の学びに寄与するとともに地域に広く貢献する図書館である。大学の理念や歴史と新しいデザインを融合させ「未来をひらく」図書館を目指した。

創業75 周年の記念事業として「創業からの歴史・理念を未来に伝える」をテーマにミュージアムを計画。周辺環境と調和したデザインとしつつ「ZEB」を同社の建物として初めて達成した。

多様な活動を享受し、従業員・地域住民の“よりどころ” となる厚生施設。特徴的なファサードは再エネ100％達成のシンボルとして環境配慮の取り組みを未来へつなぐことを力強く表現。