第2回設計文化祭
- [会場]
- 芝浦工業大学 芝浦キャンパス
1Fエントランスホール
- [日程]
- 2012年2月6日(月)-10日(金)
東日本大震災で家族や親しい人を失った大きな悲しみの中に灯りをともし、また、打ちひしがれた心を和らげ、少しでも元気や勇気を与えられる建築を今だからこそつくらなければならないと考えています。「建築で笑顔」はそんな想いから生まれた今回の設計文化祭のテーマです。
東日本大震災で家族や親しい人を失った大きな悲しみの中に灯りをともし、また、打ちひしがれた心を和らげ、少しでも元気や勇気を与えられる建築を今だからこそつくらなければならないと考えています。「建築で笑顔」はそんな想いから生まれた今回の設計文化祭のテーマです。
設計部のメンバー全員が、4つのエリアのテーマに沿ったコンセプトで家型を作成しました。
「まち」を笑顔に、「しぜん」を笑顔に、「ひと」を笑顔に、「とき」を笑顔に、たくさんの家型が集まり、笑顔を誘う街並みをつくります。
1才の我が子が最初に見たらどんな顔をするか想像しながら造りました。棟飾りのたべっこ動物しかまだ食べられないのですが、きっと目を輝かせて喜んでくれると思ったのですが…。結果は朝まだ寝ぼけてたからかも知れませんが、不思議そうに見つめた後で、そっぽを向かれてしまいました。
まちを笑顔にするとは、そこを訪れる人を笑顔にする仕掛けがあるということである。箱体4面は朝、昼、夕、夜を表し、どの時間帯でも内部から楽しさが見え、人々に興味を沸かせる仕掛けとしました。
自然にやさしい建築とすることで、自然を笑顔にすることを考えました。この家はCO2削減効果のある木造をメインフレームとして、3R(Reduce,Reuse,Recycle)を目指した材料で構成されています。
時(とき)は移ろいゆくもの。たとえ微笑みにしわが刻まれようとも、若かりし頃の情熱を忘れることはない。今こそ、一人一人の情熱を皆の笑顔として繋げてゆこう。