当社は、将来が嘱望される若手デザイナー・エンジニアを育成するため、ジョージ島本賞を設け、
毎年7月1日の創立記念日にメダルと表彰状を授与しています。
【由来】
1962 年〜 1972 年の間、当社には米国留学制度があり、その受け入れ先である、ケリー&グルーゼン建築設計事務所(後に「グルーゼン&パートナーズ」と改称)において、設計の留学生の面倒を見ていただいたのが、ジョージ島本 ( 島本源徳-しまもとげんとく- )先生です。
留学制度が終わってからも当社と島本先生との親交は続き、1977 年、島本先生より「将来日本及び世界の建築界へ雄飛を夢見る戸田建設の若きアーキテクトの Encouragement( 奨励 ) と Inspiration( 励み ) の一助として」との意向で、奨励基金をいただきました。
そこで、当社は、「ジョージ島本賞」を創設、建築設計部門の若手社員育成という主旨で、毎年表彰を行っていくことにしました。
さらに、1986 年には、構造・設備及びその他の技術系の若手エンジニアたちにも対象範囲を広げることに、島本先生からご賛同を得、さらなる基金のご提供をいただきました。
これをもとに「ジョージ島本エンジニア賞」をあらたに設け、今日に至っています。
【年表】
【作品】
ホライゾンハウス(ニュージャージー) …連邦住宅局賞
チャサムグリーン アンド タワー(ニューヨーク)…米国建築学会賞バード賞
ジャパンハウス(ニューヨーク、吉村順三氏と共作)…ニューヨーク州建築学会賞
ロックフェラー邸(ニューヨーク、吉村順三氏と共作)
【その他】
日本建築学会名誉会員
日本建築学会文化賞
「長年にわたる国外での日本建築家の支援、日本建築学会活動への貢献」
1987年 生
2012年 入社
[受賞理由]
提案力、迅速な行動力、コミュニケーション能力を持ち、粘り強さと誠実な姿勢で設計業務を通し実績を重ねている。室内の円滑な運営に貢献し、若手社員とのコミュニケーションや教育、上長との知識・技術の共有などにより、中核設計者として欠かせない存在となっている。住宅施設に関する設計においては用途別教育の設計ガイドラインを作成するなど今まで培った専門性を生かした功績を残している。
1988年 生
2013年 入社
[受賞理由]
性能とコストを同時に満足させるバランスの優れた構造設計者である。広島支店設計室では、他部門とのコミュニケーションをうまく取り、構造設計担当者として複数のプロジェクトを同時に担当し、高い信頼を得て着実に実績を上げてきた。本社設計室に異動後は、変更が多く難しい設計スケジュールを粘り強く調整し、鉄骨発注、確認申請などのマイルストーンを確実に守り、同時に利益を確保している。
1982年 生
2007年 入社
[受賞理由]
持ち前の造形力、センスとともに設計監理の中心的存在として取組み、温和な人柄、作品を通じて社内外から高い評価を得ている。また、設計者として必要な提案力や調整力、コミュニケーション能力、コスト管理能力、決断力などの資質をつねに発揮し、最後まで粘り強く、スピード感と柔軟性を持って業務に取り組んでいる。設計室内では中堅社員として室内の円滑な運営に重要な役割を担う存在であり、その期待に応える実力を発揮している。
1984年 生
2018年 入社
[受賞理由]
RC造・鉄骨造・RCS造と幅広い構造種別の設計を免震・耐震の区別なく担当している。競争案件の入札に強く合理的な構造躯体を練り上げる能力を持つ。実施設計においても、顧客や監修者との信頼関係を築きながら理論整然と交渉し、VE等を勝ち取る等の交渉上手な面も披露している。木質構造の取り組みにおいては、開発PJの構造実験計画立案に携わるほか日建連の木質普及WG活動に参画し、収集した情報を社内へ展開する役割を担っている。
1983年 生
2008年 入社
[受賞理由]
ものづくりに対する旺盛な姿勢を継続し、様々な困難な状況においても常に粘り強く対応するだけでなく、スケジュールなどの調整能力にも優れており、意匠設計者として若手の範となっている。
設計コンペにおいては難しいプログラムの中、既設建築を活かしながらディテールに拘りをもったデザインを徹底するとともに、CO2排出量削減を定量的に実践し、本人の姿勢や人柄も含め社内外から絶大な信頼と評価を得ている。
1988年 生
2013年 入社
[受賞理由]
独自の視点による発想力、技術力、提案力を備えた構造設計者であり、その能力を活かした持ち前の「攻めの設計」で、当社を代表する数々のプロジェクトで活躍している。また、その能力は設計業務の各方面で発揮され、コンペ受注、コスト低減、工期短縮などの多大な成果を生み出し、当社の実績に大きく貢献している。構造設計部の主力として、設計部にとって不可欠な存在であり、今後のさらなる活躍が期待される。
1984年 生
2010年 入社
[受賞理由]
設計者の資質に求められる企画力、分析力、スピード感、コストコントロール力、コミュニケーション能力をバランスよく兼ね備え、プロジェクトにおいて如何なく発揮し多くの成果を上げている。また、工事監理においても追加工事のまとめや変更の対応について客先から高い信頼を得ている。
大型研究施設等の多様なプロジェクトに取り組み、旺盛なる創作意欲をもって積み重ねた実績と客先からの信頼を得られるような実力を持ち合わせた設計者である。
1981年 生
2006年 入社
[受賞理由]
品質、コストの両立を高い技術力や提案力により成立させることが求められる最近の建設業界において、施主要求を的確にとらえ、建築物として具現化している。コスト・生産性の向上を常に意識したバランス感覚に富んだ構造設計者である。
当社の設計施工初となる物流施設におけるRCS造・柱フルPcaの採用や、入札時~実施設計時に至る間における物流施設最先端構造技術の適用など、建設地などの特殊条件を勘案し設計、対応し、顧客の信頼を得ている。
1979年 生
2006年 入社
[受賞理由]
設計者に求められる提案⼒・デザイン⼒・専⾨知識を兼ね備えると共に、計画の実現に向けて問題解決に真摯に取り組む姿勢は施主や⼯事部を始めとする他部⾨からも⾼い評価を得ている。
設計実績以外にも後進の指導やBIM活⽤について、幅広い活動を実践している。国際医療福祉⼤学成⽥病院での施主ニーズを的確に把握した提案は客先からも⾼い評価を頂いており、社内外から信頼される⼈柄である。
1984年 生
2010年 入社
[受賞理由]
「適切な技術応⽤⼒や造形⼒」、「有⼒な新技術への研究開発⼒」など構造設計者に求められる資質を存分に発揮して各担当PJのキーマンとして活躍している。設計室では数々の重要PJを合理的な構造設計にて短期間でまとめ上げ、⽀店の実績に⼤きく貢献している。
⼤阪⽀店で初の基礎梁⼤開孔・格⼦梁の採⽤を⾏うなど、新技術の実践にも⼒を注いでおり、また社内外の関係者を惹きつける⼈柄は今後更なる活躍が期待できる。
1985年 生
2010年 入社
[受賞理由]
『ものづくり』『コストづくり』に加え『価値創造』において着実な成果をあげ、地道なノウハウの蓄積、具現化、さらなる展開へと旺盛なる創作意欲を発揮し、設計施工のプロジェクトには欠かせない存在となっている。実務においては積極的にBIMを活用しており、当社BIM実績の向上に寄与する存在である。次世代のリーダー候補としてその路を着実に歩んでおり、その実力と実績は皆が認める存在である。
1982年 生
2007年 入社
[受賞理由]
構造設計者に求められる提案力、技術力、コストコントロールカを備え、それらをスピード感をもって発揮し多くの成果を上げている。意匠と協力した提案により、完成度の高い建物に仕上げ客先からも評価され、TO-RCS構法、TO-RCSB構法の施工性やPC化検討等を設計段階から工事部と検討し、施工時の生産性向上に努めている。これらの実績を活かした入札案件における提案を行い、受注に貢献することが期待される。
1980年 生
2006年 入社
[受賞理由]
●提案力、調整力、コミュニケーション能力、コスト管理能力、決断力など設計者に必要とされる資質の向上に努めるとともに、自身のこだわりを捨てることなく最後まで粘り強く、かつスピード感と柔軟性をもって取り組んでいる。
●設計室内では中堅社員として室内の円滑な運営に重要な役割を担う存在として、その期待に応えるに足りる能力を発揮している。
1982年 生
2007年 入社
[受賞理由]
●構造設計者に求められる意匠設計者への提案力、コスト管理能力、コミュニケーション能力とともに、高い技術力も兼ね備え、多くの成果を上げている。
●技術開発プロジェクトにおいても、今期は「免震建物の擁壁衝突時評価手法の構築」「戸田式ウェブ補剛の開発」のメンバーとして積極的に取り組み、技術・知識の向上に努めている。
1983年 生
2008年 入社
[受賞理由]
●柔軟かつ堅実な姿勢で、提案力、技術力、コストコントロール力を備え、受注、適正な利益確保、施主の信頼の獲得に貢献。
●新技術の実現にも大いに寄与し、企画・基本・実施・管理を通した設計プロセス全体において、ものづくりと利益確保に大きな成果を上げる。
●セントラル硝子国際建築設計競技にて入賞を果たすなど、戸田建設の社会的向上に寄与する。
1982年 生
2009年 入社
[受賞理由]
●施主要求を的確にとらえ、建築物として具現化するだけではなく、コストも常に意識するなどバランス感覚に富んだ構造設計者として評価をされている。
●某ビルの計画においては居住性能改善と耐震性能向上を狙い、高効率制震構造を可能にした。
●様々な物件で免震工法のノウハウを習得し業務の幅を広げている。
1984年 生
2009年 入社
[受賞理由]
●設計者の資質として求められる客先本意に叶った提案⼒、迅速な⾏動⼒、専⾨的知識、客観的な判断⼒、折衝能⼒、最後まで成し遂げる根気強さをバランスよく兼ね備えており、若⼿設計者の中で群を抜いた存在である。
●当社が掲げる⽣産性向上の取り組みであるフロントローディング設計においてもBIMを積極的に実践し技術⼒の底上げに寄与した。
●若⼿社員の育成にも積極的で、「設計⽂化祭」においては、若⼿の先頭に⽴ち、全体を取りまとめるなどリーダーシップを発揮した。
1981年 生
2006年 入社
[受賞理由]
●多様なプロジェクトに精力的に取り組み,構造設計者に求められる提案力,コストコントロール力,コミュニケーション力とともに高い技術力も兼ね備え,多くの成果を上げている。
●開発プロジェクトにおいても超高層RC技術の研究・開発に積極的に取り組み,技術・知識の向上に努め、その成果と高い技術力は,当社設計施工の超高層住宅の実務設計においても十分に発揮されている。
1980年 生
2005年 入社
[受賞理由]
●設計者の資質として求められる企画力、分析力、スピード感、コスト管理能力、コミュニケーション能力をバランスよく兼ね備えている。
●新しい技術への関心も高く、BIMを用いたフロントローディングを具体的に実践している。
●設計業務を通じて若手社員の育成にも積極的に取り組む姿勢を持ち、プロジェクトマネージャーとしての素質を有する。
1981年 生
2005年 入社
[受賞理由]
●建設業における厳しいコスト競争、そして建築の耐震性能の強化など、顧客や社会が構造設計者に求める能力が多様化、高度化している中、「技術力」は勿論のこと「コスト感覚」「提案能力」「折衝能力」を身に着け、豊富な知識と探究心に基づく的確な判断やコミュニケーション能力を発揮している。
●鉄骨造の某病院ではコスト、工期、床振動等の性能について功績を残し、当社の鉄骨造病院のプロトタイプとして注目されている。
1977年 生
2005年 入社
[受賞理由]
●施主との間に圧倒的な信頼関係を獲得し、作品も社内外から高い評価を得る。
●某施設では、熾烈な設計施工プロポーザルを勝ち抜き、設計担当として計画的にもデザイン的にも優れた作品に仕上げた。
●どんなPJでも、テーマを持ってデザイン的な作りこみを諦めることなく取り組み、積算部や現場所長との粘り強い調整能力、顧客とのコミュニケーション能力が支持される。
1975年 生
2005年 入社
[受賞理由]
●最先端オフィスPJ担当者として『ものづくり』『コストづくり』に大いに貢献し、成果を上げる。
●某物件では、粘り強い提案により受注に貢献、出来栄えはオーナー、ユーザーともに高い評価を得る。
●設計業務以外にも、部内活動、若手社員への動機付けにも積極的に取り組み、次世代のリーダー候補となる。
1969年 生
1992年 入社
[受賞理由]
●数多くの超高層住宅の設計に携わり、建築に対する卓越した知識、デザイン、表現力、コストコントロール能力と共に、社内外の関係者との調整を図るマネジメント能力も加えた総合的な能力を磨く。
●某再開発事業では、客先の要望の変化に伴い、多様な回遊動線を加えるなど基本計画を大幅に見直し、実施設計、工事監理まで粘り強くまとめあげ、客先、設計JVから高い評価を得た。
●特定業務代行者募集時には、超高層棟の専有率を上げながら形態をスレンダーに見直す提案が評価され、当社の特定業務代行選定に貢献。
1967年 生
1990年 入社
[受賞理由]
●「ものづくりへの強いこだわり」と誰にも負けないバイタリティで「提案力と調整力」を遺憾なく発揮。
●現場密着型の設計者として、建築工事部門から愛され頼りにされる存在であり、「現場が原点」を具現化している。
●優れたデザイン力がリアルタイムに施工性検証され、技術力を高めていった。
1977年 生
2000年 入社
[受賞理由]
●旺盛な行動力を活かし、多くの設計コンペを受注に結び付け利益確保に大きな成果を上げる。
●実施設計、工事監理において、客先の信頼をより深めるよう丁寧な対応を心掛け、営業面でもブランドイメージ向上に貢献している。
●「人がつくる。人でつくる。」ロゴ入り名刺のデザインも担当した。