駅東西をつなぐ街の新しい表情として多様な要望に対応した事業性を重視した建物
京成千葉中央駅の乗降口に接し、旧西ロビル跡地に加え、駅東西をつなぐ公共的通路、千葉駅まで連続する京成電鉄JR高架下店舗街を含む敷地に建設した建物である 。
駅東側が千葉市屈指の商業・業務エリアであるのに対し、建物が面する駅西側は、公園、学校、事務所ビル、戸建住宅、集合住宅が混在した生活中心のエリアである。駅利用者、住民の動線に配慮するとともに、生活・健康・教育・ビジネス・余暇等の多様な要望に対応した事業性を重視した複数の用途を集約した都市型複合建物となった。1階は駅改札口前の東西貫通通路およびそれに直交する店舗内通路を軸にコンビニ、食品系スーパー、飲食店舗、物販店舗、エスカレーター・エレベーターを配置して多数の人が行き交い賑わうように計画した。2階は生活雑貨中心の物販店舗、3階は医療モール、シェアオフィス等のサービス施設、4~6階は事務所、7・8階は東口の京成ホテルミラマーレの別館で宿泊中心のホテルにしている。
OUTLINE概要
- 所在地
- 千葉県千葉市
- 設計・監理
- 戸田建設一級建築士事務所
- 施工
- 戸田建設・京成建設共同企業体
- 竣工年月
- 2021年10月
- 構造
- S造
- 規模
- 地上8階
- 延床面積
- 12,652.85m²