空調制御システムの設計・工事・メンテナンス、配管資材と住設機器類の販売を行う企業の、北海道支店の事務所ビルである。今回の新築に際し、環境にやさしい建築、建築のZEB化を要望され、設備機器の高効率化や太陽光発電の採用により、Nearly ZEBの実現に至った。
創成川通り（国道５号）に面する利便性の良い立地で、１階の大部分を駐車場としたため、１階は風除室・ELVホール・階段室をコンパクトに納め、２階をロビーとし、３階までの吹抜空間でつないでいる。
太陽光パネルによる創エネとLow-Eガラスの開口部からの採光のバランスを考慮し、南・東面にソーラーパネルをストライプ状に配置した。屋上は設置条件で最大限の発電量を得られる様、冬季の積雪も考慮し、傾斜角を急勾配にしたソーラーパネルを設置した。