交流を誘発する理工系の教育・研究拠点
建学75周記念事業の一環で湘南キャンパスScience Park(理工系エリア)の核として整備された施設。 建物はボリュームを分割して圧迫感を抑えつつ既存校舎群の外観モチーフと本建物の機能に呼応させた外観デザインとし、中央に設けた上部吹抜けの屋外テラスにより光と風を内部に導き入れる構成としている。内部は敷地の4mの高低差を解消した2層吹抜のラウンジを始め、ガラス間仕切り、各所に設けた共用スペース等により学生や教職員、研究者の交流、刺激を誘発し、社会で必要な実践力を養う場としている。 また、戸田式免震構法(TO-HIS構法)、戸田式端部RC中央S複合梁構法(TO-RCSB構法)および戸田式超高層RC造プレキャスト複合化工法(TO-HRPC工法)などの独自技術の採用によりフレキシブルな無柱大空間を実現した。
OUTLINE概要
- 所在地
- 神奈川県平塚市
- 設計・監理
- 基本設計・実施設計監修・監理監修:
株式会社日本設計
実施設計・監理:
戸田建設株式会社一級建築士事務所
- 施工
- 戸田建設株式会社 横浜支店
- 竣工年月
- 2017年2月
- 構造
- 鉄筋コンクリート造
一部鉄骨造
免震構造
- 規模
- 地上10階 塔屋1階
- 延床面積
- 27,839㎡
- 備考
- JIA優秀建築選2019
SDA Award 入選