機能を追求した高品質な低温施設計画
物流センター内における、収容能力約2万トンの冷蔵倉庫の増築計画。機能的に構成された平面計画を反映したボリューム形状をベースに、トラックバースにはアクセントとなるコーポレートカラーの青を配した。 構造には、柱及び外壁をRC造、梁をS造とするRCS造を採用。開口部が不要な外周部を耐震壁として利用することで、自由度の高い機能的な倉庫空間を確保している。 冷蔵倉庫という特殊な環境を高い品質で実現するために、防熱計画の標準化や温熱シミュレーションを実施するなど、計画全体を通して丁寧な検討を重ね、低温物流施設の機能性と合理性を追求した。
OUTLINE概要
- 所在地
- 千葉県船橋市
- 設計・監理
- 戸田建設株式会社 千葉支店 一級建築士事務所
- 施工
- 戸田建設株式会社 千葉支店
- 竣工年月
- 2015年11月
- 構造
- 鉄骨鉄筋コンクリート造
- 規模
- 地上5階
- 延床面積
- 16,186㎡