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医療施設
津山中央病院がん陽子線治療センター
PROJECT MEMBERプロジェクトメンバー
護摩堂 淳 計画設計
飯田 秀樹 計画設計
清水 隆 構造設計
栗本 耕太郎 構造設計
黒木 富幸 設備設計
高橋 義行 設備設計
「心」を癒し、希望を与える場となる先進治療施設
岡山県北部地域で唯一の3次救急を担う総合病院であり、地域がん診療連携拠点病院でもある津山中央病院に建設した陽子線治療を目的としたがん治療施設である。これは中四国地方において初の陽子線治療施設となる。建築の大部分を占めるガントリー室や加速器室は放射線障害防止法による安全基準に基づき、マスコンクリートによる遮蔽躯体で囲む必要があるが、遮蔽躯体が接する面の一部を地中化することで、土を遮蔽体として評価し、遮蔽躯体の壁厚の低減を図るとともに、周囲に対して外観的な圧迫感を軽減する計画としている。一方、南面に開かれた位置にエントランスや待合を配置し、室内に自然光を多く取り入れ、施設利用者のアメニティに配慮している。
OUTLINE概要
所在地
岡山県津山市
設計・監理
戸田建設株式会社一級建築士事務所
施工
戸田建設株式会社 広島支店
竣工年月
2016年2月
構造
鉄筋コンクリート造
一部鉄骨造
規模
地上3階 地下1階
延床面積
4,005.65㎡
病床数
陽子線治療施設(病床無し)
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