人と先端医療をつなぐ都市型陽子線治療施設
世界的に事例の少ない都市型の陽子線治療施設。建築が人と先端医療をつなぎ、がん治療の未来を拓くことを目指して計画を始めた。
エントランスは明るく開放的な吹抜け空間とし、患者さんが前向きな気持ちで治療を受けることが出来る施設を目指した。
カーテンウォール全体をロット材で吊ることで、バックマリオンがない高さ17m、幅35mの全面カーテンウォールを実現した。明るく開放的なガラスの箱が、遮蔽コンクリートで囲まれた先端医療装置と都市、利用者を結びつける計画とした。
OUTLINE概要
- 所在地
- 大阪府大阪市
- 設計・監理
- 戸田建設株式会社一級建築士事務所
- 施工
- 戸田建設株式会社 大阪支店
- 竣工年月
- 2016年2月
- 構造
- 鉄筋コンクリート造
- 規模
- 地上5階 地下1階
- 延床面積
- 3,006㎡
- 基本設計
- 株式会社安藤・間一級建築士事務所