JR潮見駅から徒歩1分の立地に建つ東京イーストサイドホテル櫂会は、ファミリーや女性グループをメインターゲットとする総客室数226室のシティホテル。日本のおもてなしの心や寛ぎを感じ、和のデザイン要素をちりばめたゲストの記憶に残るホテルを目指し、日本建築に馴染みある“下見板”や“すだれ”、物流企業のブランディングとして“蔵”を思わせる唯一無二の外観デザインとした。周辺環境から独立した“囲われ感”のある中庭を中心にロの字型の平面構成とし、“はなれ”と称した特別感を感じさせる客室群を一般客室と分け、明解なゾーニング計画としている。優美で繊細さを放つ希有な竹林を配した中庭空間は、四季折々の風情を五感で感じられるホテルの顔であり、エントランスロビーからも眺められ、ホテルを訪れた人が最初に目にする印象的なおもてなしの場となっている。客室はデザインの異なる9タイプがあり、２段ベッドのある洋室や畳敷きの和洋室など、様々な趣向を凝らした快適な滞在空間となっている。最上階にある特別室と高級な日本料理を提供する“あけくれ”は、東京ベイエリアや豊洲のビル群といった煌びやかな眺望を楽しめむことができる場とした。