明るく軽やかな膜によるフットサルアリーナ
この施設は JFA日本サッカー協会日本代表のトレーニング・指導者審判養成などを行う拠点として、JFA夢フィールド(幕張海浜公園内)に設置された施設です。アリーナ棟は、フットサルのための屋内施設であり、高さ4mのRC構造の上に、テフロン、ETFEフィルムによる膜構造の屋根を軽やかにかけています。水平線の協調、明るい室内、軽やかな屋根を目指しています。下部のRCより、庇状にETFEフィルムによる軒を張り出し、水平線の協調・浮いた屋根を目指しています。また換気口を棟に設置し、入母屋状の屋根で、日本らしさを表現しています。昼間は 膜からの分散光で明るく、夜間は屋根からほのかな光を外部に放ちます。フットサル日本代表の活躍を祈っています。
OUTLINE概要
- 所在地
- 千葉県千葉市
- 設計・監理
- 戸田建設株式会社・株式会社三菱地所設計共同企業体
- 施工
- 戸田建設株式会社 千葉支店
- 竣工年月
- 2020年3月
- 構造
- 鉄筋コンクリート造
屋根:膜構造
- 規模
- 地上2階
- 延床面積
- 6318.45㎡