02芝浦オフィス

時代によって魚市場、観光地、花街、倉庫街と姿を変え、現在は多くの有名企業が集まっている海と運河と緑に囲まれたオフィス街【芝浦】に、2019年8月本社建築設計統轄部・東京支店は仮移転致しました。
フロア構成は12,13階:東京支店、14階:共用部(総合受付、会議室)・本社FL室・東京支店、15,16階:本社建築設計統轄部となっています。

建築概要

名称    芝浦ルネサイトタワー
設計    戸田建設・日建設計
施工    戸田建設
構造    S造(一部RC/SRC造)
規模    地上19階地下2階
高さ    92.85m
所在地   東京都港区芝浦(田町駅より徒歩5分)

15・16F 建築設計統轄部

15階に建築設計第1~3部・設計企画部、16階に構造設計部・環境設備設計部・BIM設計部・設計企画部・工事監理部が入っています。
フリーアドレスの一部導入や、窓際の開放的なスペースをコミュニケーションスペースとするなど、働き方の幅が広がるオフィスとなっています。

  • コラボレーションエリア・フリースペース
  • モジュールストリート

コラボレーションエリア

場面によってレイアウトが自由に変換できる。
インフォーマルコミュニケーションが生まれるリフレッシュスペース。

コミュニケーションコリドー

開放的な窓際のフリースペース。
1人で集中して作業したり、2、3人でコミュニケーションをとることができる。

モジュールストリート

ロッカーや収納にスケールバーが表示され、日頃から標準的なスケール感を養うことができる。

コミュニケーションコリドー

パーテーションや棚がないため目線を遮るものがなく、コミュニケーションのとりやすいオフィス。

オフィスコンビニ

コーヒーサーバー等が置かれたリフレッシュコーナー。
電子マネー適用なオフィスコンビニも設置している。

コーナーラウンジ

窓際の打ち合わせスペース。
見晴らしの良いなかで打ち合わせができる。

14F コラボレーションフロア

14階は他部門、社外との打合せの場として本社建築設計統轄部と東京支店のフロア間にあるエリアであり、様々なシチュエーションに対応可能なコラボレーションホールや社内外への発信の場となるクリエイティブラボなどが設けられています。

  • 会議スペース
  • コラボレーションホール
  • プロジェクトラボ
  • クリエイティブラボ
  • 打合せラウンジ

コラボレーションホール

ラウンジとの一体利用によりプレゼンテーション、会議、パーティ等の様々なシチュエーションに対応できる空間。

プロジェクトラボ・クリエイティブラボ

プロジェクトチームが集まり、情報の共有等を行う、部門を超えて共同作業できるスペース。また、社内外へ情報発信していくオープンスペース。

03働き方の見直し

芝浦オフィスへの仮移転を機に、今までの働き方を見直すことができました。現行しているフレックス制度に加え、一部フリーアドレス席の導入や日常業務をサポートするICTシステムの再構築を行いました。

ICTシステムの再構築

  • 【位置情報センシング】
    iPhonのアプリで社内のどこに誰がいるのかがわかるシステム。フリーアドレス採用部門においては、利用される場所情報の蓄積可能。

  • 【無人受付システム】
    受付端末から検索して呼び出しができるシステムによる受付の無人化。名前や部署から簡単に呼び出しが可能。

  • 【電子ホワイトボード】
    対話型のキャンバスにホワイトボード形式でアイデアを描写できるもの。離れた場所からでもiPhoneやPCから参加が可能。

  • 【会議室予約システム】
    会議室予約方法をGoogleカレンダーに統一。会議室前の端末から利用状況の確認や予約も簡単にでき、便利になった。

一部フリーアドレスの導入とフレックスタイム制の活用について
若手社員のコメント

  • 機械設備設計部 森達也

    設計業務は個人作業になりがちですが、フリーアドレスを活用することで、普段あまり関わりのない方ともお話しができ、コミュニケーションの活性化になります。業務で分からないことがあった時も、色々な人達の考えや思想を聞くことで、設計力の向上につながっていると感じます。

  • 構造設計部 丸山周平

    一級建築士の学科試験直前にフレックスを利用し、15時に退社して勉強時間を確保しました。日没後に帰宅する毎日でしたが、その日はまだ太陽が高い時間帯に退社したので、気持ち良く勉強ができました。周囲の先輩・上司の方々のご理解があってのフレックスなので、感謝の気持ちを忘れずに、これからも有意義に活用したいと思います。

  • 計画設計部 福島大地

    オフィスから見える眺望は気持ちよく、いつも「やるぞ」という気持ちを誘発させてくれます。パーティションがないオフィス空間はとても開放的で、自分の設計室のみならず隣の設計室の方との会話も増え、風通しの良い環境となってます。

04旧社屋への想い

今年は平成から令和へと年号が変わり、時代の大きな節目を迎えました。そのような時代の中で、半世紀に渡り、私たちと共に歴史を刻んできた 戸田建設本社社屋も役割を終え、次なる時代へバトンを渡す時を迎えました。そこで、今一度この思い出の詰まったTODAビルの歴史や特徴を確認 することで、当時の諸先輩方の設計している姿に思いを馳せたいと思います。

⑦、⑧、⑩は建築内部にあります。

新八重洲ビルディング
設計:戸田建設(設計担当:森田重人)
施工:戸田建設
旧館 着工:1959/7 竣工:1961/5
新館 着工:1964/10 竣工:1966/8
延べ面積:
旧館 13,335.97㎡
新館 16,634.07㎡
構造:旧館SRC造/新館RC造

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